日本海での不穏な動き/大韓航空機爆破事件から30年 北朝鮮の今....
今日も北朝鮮はICBMとみられる弾道ミサイルを発射し、東アジア周辺の緊張は極めて張り詰めている中、さらにはといったところでしょうか。日本海側の各地に相次いで北朝鮮船が漂着し、不穏な状態にあります。
日本経済新聞によると、秋田県や石川県などで漂着している北朝鮮船は日本のEEZ(排他的経済水域)内の大和堆での密漁船とみられるとの事です。
出典;北朝鮮船相次ぎ漂着 制裁下、食糧・外貨は漁業頼み :日本経済新聞
密漁船というだけでも大問題ではあるのですが、先に挙げたように「不穏な動き」といった理由が日刊ゲンダイにありましたのでご覧ください。少々悪戯が過ぎるタイトルといい記事といい、言いたくなりますがここはこらえて。
出典;北朝鮮船漂着の裏で囁かれる 日本政府の“猿芝居”と“黙殺” - エキサイトニュース(1/2)
記事中にもある通り、漁師自体が工作活動に来ているという事実です。記事中の事実が本当であれば、日本政府の動向をも勘繰られ、尚且つ、北朝鮮は制裁に動じない姿勢(効いていないアピール)をとっているのだと考えられます。
しかし、日本海側での密漁船は極めて深刻な状態であるのには違いありません。工作員が紛れ込んでいて日本の漁船が拿捕されるなどといった紛争事案が起こる前に対策と掃討が急がれます。
さて、今日は1987年大韓航空機爆破事件からちょうど30年になります。産経新聞の1面に大きく取り上げられ、実行犯である金賢姫元工作員は拉致された横田めぐみさんについて「生きている」と強調、金正日一家の日本語教師をさせるなど、金ファミリーの内情を知ってしまったことが帰させない最大の理由だとしています。
北朝鮮は今までも日本人の拉致を初めとして、米国人留学生が帰国後に不審な死を遂げた事案、国民に対する恐怖政治や洗脳など、人権を度外視した極めて重大な国家であると言えます。言わずもがなと聞こえてきそうですが、なぜこのようなことを言ったのかは明日、明後日にでも書きます。
日本政府としては事が事であるため、言いにくいところもあるかと思いますが、麻生太郎氏が以前、「警察で対応できるのか、自衛隊、防衛出動か。じゃあ射殺か、真剣に考えたほうがいい。」と述べられていたように真剣に考えなければ、至るところで武装難民が工作活動や国内の人間でも、左界隈が暴力革命を起こされたら元も子もありません。
専守防衛で来たものに対して撃ち落とす対策は取っていても、有事の際の対策が出来ていない中、感染症のリスクもあり、対策は防衛だけにとどまらないのです。
後手後手の状態がこれからも続くのであれば、冗談抜きで、本当に危機的だ。