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加計問題「何が」問題か探ってみる

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さあ、2日間にわたって閉会中審査が行われ、(結果的に)大半は加計学園問題について議論され、首相も出席されました。

まず、この加計学園の一連の問題は何なのか、多いのではないでしょうか。もちろん、僕もわかりません。(^▽^)/

どういうことなのか。

そもそも、この加計学園に上がった疑惑は、安倍首相と加計学園理事長・総長である加計孝太郎氏が友人という中で、首相が加計学園への便宜供与等の指示により、「加計ありき」で岡山理科大学獣医学部の新設があったかどうかというものです。

事の発端はこの方の逆恨み勘違いから、どこかからリークされた文書です。(もっと前だ!と言われればそうかもしれないのですが、何せ1972年まで遡ることになりますから...)
www.sankei.com

文科省の再調査により、リークされたものと比べて「これなのかな...」という文書が出てきました。野党はこれらをもとに、政府に徹底追及をしてきたのです。

そして、閉会中審査が24、25日と2日間にわたって行われました。

これを踏まえ、各社一斉に社説を書いていたので内容をざっと見てみます。(毎日を除き、26日付。毎日は25日。)

読売・・・・・・・・参院閉会中審査 決め手を欠いた「加計ありき」
産経・・・・・・・・【主張】水掛け論には終止符を打て 閉会中審査、いったい何をやっているのか

毎日・・・・・・・・「加計」問題で閉会中審査 首相は包み隠さずに語れ
東京・・・・・・・・「加計」集中審議 信頼性を欠く首相の答弁

朝日・・・・・・・・閉会中審査 裏付けなき政権の弁明

読売新聞と産経新聞は、政府の加計学園の一連の対応について特に疑問を呈する記述はありませんでした。『首相と学園との間で、便宜供与がなされたのか』を焦点に書かれており、現在の政府の置かれた立場を示した記述があり、ある程度中立的に、現実的な記事を書かれていました。

一方、上記2紙とは対照的に、毎日新聞東京新聞は、『政府および内閣府主導で加計学園に強行で獣医学部を新設しているのでは。』との疑いを持つ趣旨の記事でした。2紙とも『獣医学部新設申請をいつ知ったか』を焦点に、首相の答弁に対して、過去の発言から矛盾点や加計孝太郎氏と安倍晋三氏との関係性から、二人の間で話がなかったのか、追及する旨の記事を書かれていました。


これらを踏まえたうえで、改めて、この、加計学園の一連の疑惑というものは何でしょうか。

私は、どこにも問題はないのだと感じています。

なぜなら、安倍首相も加計学園内閣府も法的に、もっと言えば法的には問題ないが不適切ということもないのです。法律や条例などのしがらみで、実現が難しかった事柄を国家戦略特区の名のもと、岩盤規制が砕かれたといっても過言ではない制度だからです。

この制度が制定される何年も前から愛媛県今治市は、獣医学部の新設を強く要望しており、それに手を挙げたのが加計学園だったのです。

加計学園は設立に10年以上もの期間を費やしていますし、競合した京都産業大学も1年ほど準備をしていましたが、教員が確保できなかったなど、『加計ありき』にしては非常に時間がかかりすぎているのではないでしょうか。

それにも関わらず、野党は文科省から出たと主張している「総理のご厚意」と書かれた文書を根拠とし、加計学園との便宜供与があったのではと疑い、閉会中審査が行われました。

一方、マスメディアも、何を思ったのか、前川喜平前文科事務次官の想像だけを鵜呑みにし、直接「総理のご厚意」と聞いたわけでもなく、想像の話を真実かの如く報道されていました。

加戸守行前愛媛県知事参考人としての答弁は、本人の意図しない報道がなされ、結局「何が問題なのかわからない」「問題は平行線のまま」と見せかけている気がしてなりません。

おそらく野党はそれを狙っているのだと私は思うのですが、正直こんな水掛け論はうんざりです。証人喚問も求めているようですが、閉会中審査と何ら変わらないのではと感じます。

一方、政府の責任は何かといったら管理不足の一点に尽きるのだと考えます。結局、文科省内で出た文書は単なるメモ程度にしかすぎず、まともな記録は果たして取っていたのか疑問が残ります。公文書なり記録を残していれば「記憶はない」「記録はない」ということもなくなるでしょう。

『管理』1つで国民は一層支持ができることを、今後の運営にも生かしてほしいと考えます。