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地下鉄サリン事件から今日で23年 あの時と同じように厳しい目を

 

 こんばんは、TRエンタテインメントです。

 

 今日で地下鉄サリン事件から23年が経ちました。霞ケ関駅では駅員が黙祷を捧げました。以下に遺族の思いが綴られている時事通信の記事を引用したいと思います。

 

 13人が死亡、6000人以上が負傷した1995年の地下鉄サリン事件から23年となった20日、現場の一つとなった東京都千代田区東京メトロ(旧営団地下鉄霞ケ関駅では、駅員が犠牲者に黙とうをささげ、遺族らと共に冥福を祈った。

 

 事件では、オウム真理教の信者が霞ケ関駅を通る3路線5本の電車内で猛毒ガスのサリンを散布。同駅では助役の高橋一正さん=当時(50)=と、代々木電車区助役の菱沼恒夫さん=同(51)=が犠牲となった。

 

 駅員16人はこの日、発生時刻に近い午前8時から事務室で黙とうをささげ、大友豊彦・霞ケ関駅務管区長(57)が献花台に花束を供えた。

 

 高橋さんの妻で地下鉄サリン事件被害者の会代表世話人のシズヱさん(71)も献花に訪れた。「また来たよ」と夫に報告したといい、「年とともに涙もろくなって。いろいろな思いが交錯し、複雑な気持ちだ」と23年の歳月を振り返った。

 

 オウム真理教による一連の事件をめぐっては、元代表松本智津夫死刑囚(63)ら13人の死刑が確定しており、1月に全ての刑事裁判が終結法務省は今月、死刑囚のうち元幹部7人を収容先の東京拘置所から仙台や名古屋、福岡など5カ所の拘置所に移送した。

 

 死刑執行に向けた準備との見方もあるが、同省は否定している。シズヱさんは「次の段階に入ったんだと思う。法に従って粛々と進めてほしい」と話した。

 

出典; 地下鉄サリンから23年=駅員ら犠牲者追悼―事件遺族「次の段階に」・東京|時事通信社|eoニュース

 

 オウム真理教の一連の事件の刑事裁判が終わりましたが、被害者の方々はここで終わりではなく、死刑囚13人の刑が執行されて初めて罪を償う訳ですから、「まだ」終わっていないのです。

 

 さらに言えば、たとえ13人の刑が執行されても、いまだ後遺症に苦しむ方、心に深い傷を負い苦しむ方だっています。死ぬまで苦しむことになる方も現実にいます。

 

 そして、このような事件を風化させることなく、絶対に許さない目を向けなければなりません。

 

 それにもかかわらず、日本人にこんな方がいるとは.....何とも信じられませんがこれも現実ですので載せておきます。

 

 

 百歩譲ってオウムがあったから今がある人間も居たとしましょう。しかし、オウム真理教が行った一連の活動は単なる宗教活動ではない。テロ活動だと言うことを認識しなければなりません。まるでこの方はオウム真理教のテロ活動を容認する発言をしているようですが、実務を知らない勘違いというのであれば何が勘違いというのでしょうか。

 

 いずれにせよ、オウム真理教のいわゆる実務が結果的に一連のテロ事件を引き起こしたのは言うまでもありません。何があっても容認される話ではありません。

 

 オウム真理教の一連の事件、まだ、終わっていない。